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読書「対岸の彼女」角田光代  ★★★★☆





大人になったら、友達をつくるのはとたんにむずかしくなる。
働いている女が、子供を育てている女となかよくなったり、
家事に追われている女が、
いまだ恋愛をしている女の悩みを聞いたりするのはむずかしい。
高校生の頃は簡単だった。
一緒に学校を出て、甘いものを食べて、
いつかわからない将来の話をしているだけで満たされた。
けれど私は思うのだ。
あの頃のような、全身で信じられる女友達を必要なのは、
大人になった今なのに、と。
              ――角田光代――
直木賞受賞作品


色々な賞があるけど、直木賞受賞作品はある程度信用している。(笑)
この小説、面白いというかとっても良い作品だと思う。
地味なんだけど、良いモノを読んだなぁ~という読後感が残る。

描写がリアルで、凄く共感できるんだよね。
学生時代の自分を振り返りながら、その時の感情を思い出しながら
懐かしくもあり、痛くもあり、納得しながら、
そんな思いで読んでました。

本当の友達って、何だろう?
あの時の友達関係って、何だったんだろう?
仲間って?
自分らしさって?
色々と考えさせられ思い出させられる。

女という動物は、何歳になっても同じコトを繰り返している。
総毛立つ思いがする、そういう性に。

傷つき、乗り越え、
結局、体験したモノにしか解らないし、
自分自身で、感じなきゃ前へ進めないと思う。

大勢の仲間より、たった一人でも解り合える友達。
そういう感覚って、私自身も学生時代では出来なかったコトだな。
ずっとずっと後になって出来たコト。
人は、何のために歳を重ねていくのだろう。
やっぱり、出逢うため。

この小説を読んで、救われる人いると思う。
希望があるもの。
一筋の光‥‥一言で言うならそんな作品だった。


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【2005/05/17 21:53】 | 読書[か行作家] | トラックバック(0) | コメント(0) | top↑






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